刺繍レースのこと。特に大型の「エンブロイダリー・レース機」によって刺繍加工を施したレースを総称する。編みレースよりも表現が自由で、さまざまな糸やテープで立体感のある特殊加工ができる。
イギリスのジョン・リバーにより発明されたリバー・レース機を発祥とする、繊細で精巧優美なレース。機械で作る最高級のレースで、「レースの王様」とも称される。細い糸を「撚り合わせて」より締まった複雑な組織のチュールを作るもので、約10000本以上の柄糸や芯糸を用いる。もっとも手工業に近く熟練の技術を要し、しかも低速機のため生産性が低く高価なレースとなっている。
生地などにヒダ付けをしたもの、婦人用スカート、ブラウスや飾りレースなどにヒダを付けたものをいいます。ポリエステル、トリアセテート、アセテート、ナイロンやアクリル系などの合成繊維、また、特殊加工を施すことによって綿、ウールやセルロース系繊維にもプリーツ加工を行うことが可能です。
